
ビアズリーの芸術的な作品
わずか25歳でこの世を去った、イギリスの世紀末芸術を代表する天才画家オーブリー・ビアズリー、彼の描く独特の線や創造的な装飾表現であらわされる象徴的な白と黒の画面構成は、ビアズリーが生きた19世紀のイギリスの人々のみならず今日の日本でも鑑賞者の心を揺さぶり続けます。
そんなビアズリーのすばらしい作品を部屋に飾る、もしくは蒐集したいと思ったことはありませんか。リボリアンティークスではビアズリーの作品を販売し、今から120年ほど前、19世紀から20世紀初頭にかけて制作された版画作品を中心に取り扱っております。

オーブリー・ビアズリー 1872~1898
オーブリー・ヴァンセント・ビアズリーはイギリス南部のブライトンで生まれます。1888年16歳になったビアズリーはロンドンに移り測量事務所の事務員を経て、1889年より保険会社の正社員として働き始めたが1年後の1890年18歳で結核を患い仕事を辞めざるをえなくなります。幸い病は1年であるていどまで回復しそれまで独学で絵を描いていたビアズリーは1891年に、当時イギリスを代表する画家・挿絵画家であるエドワード・バーン=ジョーンズと出会い、その才能を高く評価されます。その後、ビアズリーは、ウエストミンスター美術学校で正規の絵を学び画家として成長していきます。バーン=ジョーンズの影響だけでなく日本美術の影響も受けたビアズリーは1892年20歳で独自の様式を生み出しトーマス・マロリー著『アーサー王の死』の挿絵を手掛け好評を博します。1894年(22歳)にはオスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』の挿絵が大成功し、まさに”ビアズリーの時代”となります。しかしその輝かしい日々も1年で終焉を迎えます。1895年に『サロメ』の著者であるオスカー・ワイルドが同性愛を理由に逮捕されると、影響はその挿絵を描けたビアズリーにも及び、仕事を失うこととなり失意の日々を過ごします。このころよりビアズリーの描く様式が変化し、古典的でありながら均衡と調和のとれた新たな表現へと発展し円熟をむかえます。しかし1896年(24歳)に持病の結核が悪化しため、静養しながら創作活動を続けていましたが、1898年フランスとイタリアの国境付近にあるコートダジュールを代表する地中海沿いの保養地マントンにて25歳の生涯を終えました。

ビアズリーの主な作品



この他にも店頭およびオンラインショップにて多数のビアズリーの作品を取り扱っております。

額装も承っております。

リボリアンティークスでは作品の額装も承っております。シンプルなクリーム色のマットに黒の額縁から、お飾りになられる場所の壁紙や雰囲気にあわせ、黒や赤のマットに金の額縁など、お好みで額装いたします。額装の費用はサイズによりますがおおよそ1万円から1万5千円、納期は2週間程度頂戴いたしております。
リボリアンティークス
リボリアンティークスは19世紀末、ベル・エポックのフランス、パリを彩ったアール・ヌーヴォーの絵画を専門に扱う美術画廊、本物のみを追求するためオーナー自らフランスに行くなど実際に鑑定した芸術的価値のある当時のオリジナル作品を取り扱っております。
アルフォンス・ミュシャやトゥールーズ・ロートレックなど、アール・ヌーヴォーのポスターのほか、日本美術の影響をうけたフランスのジャポニスム(日本趣味)を得意とし、その時代を代表する作品はもちろんのこと、アンティークの書籍や絵はがきなども取り扱っております。
本物へのこだわり
リボリアンティークスで販売している絵画・版画やリトグラフはすべて当時のオリジナル本物で現代の複製やコピーではありません、海外のオークションやマーケットにてオーナー自らが作品をみて厳選した芸術的価値のある作品を皆様にお届けすることを心掛け、東京国立博物館やイギリス大英博物館などをはじめとした美術館への貸出や提供ならびに国内外のコレクター・愛好家の皆様への提供を行っており、常にお客様にご満足いただけるよう心がけております。
この度皆様のご愛顧をもちまして2022年3月3日に創業75年を迎えました、誠にありがとうございます。
ホームページに掲載しております作品はすべて東京港区田町・三田の札の辻交差点角にあります店舗「ギャラリー札の辻」(予約制)にてご覧いただけます、ホームページ以外の作品も多数店舗にございますのでお気軽にお越しくださいませ。
美術画廊「ギャラリー札の辻」
ビアズリーの作品を実際にご覧になりたい方は、ぜひ「ギャラリー札の辻」にお越しください。東京都港区三田・田町駅から徒歩4分の札の辻交差点にあるリボリアンティークスの美術画廊「ギャラリー札の辻」では、オンラインに掲載している作品はもちろんの事、掲載しきれていない作品もご覧いただけます。来店は予約制となっておりますので、お電話もしくはインターネットにて来店のご予約をお願い申し上げます。

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