ジュール・シェレ JULES CHÉRET 1836年~1932年

ジュール・シェレ写真
ジュール・シェレ写真

近代ポスターの父

従来のモノクロでどちらかというと地味なポスターと違い、ジュール・シェレの描く軽やかで躍動感にあふれている女性(通称:シェレット)はまさにベル・エッポックの華やかな精神を体現しており当時のパリでたちまち大人気となります。ロートレックやミュシャが登場する以前から人気があった画家で、当時斬新であったシェレの画風や色使いはロートレックやミュシャなどのポスター作家にかかわらず、油絵画家のスーラなどこの時代の画家たちに多大な影響を与えています。日本でも様々なポスターやイラストにシェレの作品はオマージュされており、華やかなポスターは今も人目を引き付けています。

また、シェレの最大の功績の一つが当時のポスターを広告物としてだけでなく芸術品としてコレクター向けにも販売したことです。この「ポスターの巨匠たち」と呼ばれる版画シリーズは当時のポスターを知る上でも重要な資料となっています。

ジュール・シェレ略歴

 1836年 フランス、パリに生まれる
 1852年国立デッサン学校にてデッサンを学ぶ
 1858年オッフェンバッハのオペレッタ「地獄のオルフェ」のポスターを制作し大成功をおさめる 
 1866年 パリに自らの印刷工房をも構える
 1878年 パリ万国博覧会にてポスターが銀賞を受賞
 1889年 ムーラン・ルージュ開店のポスターを製作
初の個展を開く
 1890年 レジョン・ドヌール5等勲章を受ける
 1900年レジョン・ドヌール4等勲章を受ける
 1910年レジョン・ドヌール3等勲章を受ける
 1920年 ニースに移り住む 
 1925年 両目を失明する
 1926年レジョン・ドヌール2等勲章を受ける 
 1928年ニースにシェレ美術館が開館し、開会式に列席する 
 1932年 ニースにて96歳の生涯を終える
>美術画廊「リボリアンティークス」

美術画廊「リボリアンティークス」

19世紀の絵画・版画・リトグラフなどアール・ヌーヴォーやアールデコの作品を多数扱っております、JR田町・都営三田駅徒歩4分、札ノ辻交差点角

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