黒猫の画家スタンラン|書籍と黒猫ポストカード ――19世紀パリ、黒猫はなぜ芸術になったのか。

書籍とオリジナルポストカードでたどる、
ベル・エポックの黒猫芸術。

黒猫というモチーフ

夜の街を歩く黒猫。鋭い眼差し、しなやかな身体。 19世紀末のパリにおいて、黒猫は単なる動物ではなく、 風刺・自由・反骨・芸術そのものを象徴する存在でした。

とりわけモンマルトルの芸術家たちは、 黒猫に自分たちの姿を重ね、ポスターや挿絵の中に描き込みます。

その中心にいた画家が、テオフィル・スタンランでした。


スタンラン ― 黒猫を描いた画家

スタンランは、 ベル・エポック期のパリで活躍した画家・版画家です。

社会の周縁に生きる人々、労働者、母と子、そして猫。 彼の作品に描かれた黒猫は、 愛らしさと同時に、どこか鋭い知性と距離感を宿しています。

《ル・シャノワール》のポスターに代表されるように、 スタンランの黒猫は、 19世紀ポスター芸術の象徴として、いまなお世界中で親しまれています。


書籍『黒猫の漫画家スタンラン』

黒猫の漫画家スタンラン

全編フルカラー! サイレント漫画やイラスト、ポスター、装飾芸術、そして幻の童話まで── スタンランが描いた猫を収録した初めての画集。

作品解説だけでなく、 同時代の芸術家たち、 ベル・エポックという時代背景、 そして黒猫というモチーフの意味までを丁寧に読み解いています。

学術書でありながら、 一般の読者にも読みやすい構成を意識し、 「なぜスタンランはいまも魅力的なのか」を伝えることを目的としました。


黒猫ポストカード 12枚セット[特製マーブル柄ケース入り]

スタンランが描いた黒猫たちを、 12枚のポストカードとしてセレクトしました。

原画の線の美しさ、 ポスターならではの大胆な構図、 そして印刷物としての魅力を、 日常の中で楽しんでいただけるセットです。

特製マーブル柄ケースに収め、 コレクションとしても、 贈り物としてもお選びいただけます。


研究と蒐集の延長線上にあるもの

スタンラン講演

本書とポストカードは、 リボリアンティークス代表である著者・中村大地による長年の研究と蒐集活動の延長線上に生まれました。

猫の日には、 図書館にて「黒猫を描いた画家スタンラン」をテーマとした講演も行われます。

作品を調べ、実物に触れ、語り続けること。 その積み重ねの中から生まれた成果を、 書籍とポストカードという形でお届けしています。

▶【講演のお知らせ】黒猫を描いた画家スタンラン──大田区立大森東図書館「猫の日」美術講座に登壇します 2026年2月22日


黒猫の芸術を、あなたの手元に

100年以上前、 パリの街角に貼られていた黒猫のポスター。

その芸術は、 いま、あなたの本棚や机の上で、 静かに息づきはじめます。

猫の日という節目にあわせ、 スタンランが描いた黒猫の世界を あらためてご紹介しています。


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