スタンラン年表

1859年から1923年までの活動を5つの時代にわけて順に紹介。

Ⅰ スイス時代(1859–1880)

芸術家への道

「芸術との出会いとパリへの憧れ」

  • 1859年 ローザンヌに生まれる
  • 父は郵便局員
  • 神学を学ぶためローザンヌ大学へ進学
  • 画家ジャン・ヴォーティエから芸術の指導を受ける
  • ミュルーズの織物工場でデザイナーとして働く
  • ゾラの小説に感銘を受け、芸術家を志す

1881年、22歳で芸術の都パリへ移住。ここからスタンランの本格的な創作活動が始まります。

Ⅱ 黒猫の時代(1881–1889)

シャ・ノワールとの出会い

「芸術家としての出発」

  • パリへ移住
  • モンマルトルに居住
  • シャ・ノワールへ通い始める
  • ロドルフ・サリ、アドルフ・ウィレットらと交流
  • 『シャ・ノワール』新聞へ寄稿開始
  • 猫の漫画を描き始める
  • 石版(リトグラフ)画家として活躍

Ⅲ 黄金時代(1890–1900)

ポスター芸術家として名声を確立

「猫の画家として名声を博す」

  • 雑誌・新聞へ多数寄稿
  • 社会主義系雑誌でも活動
  • 個展開催
  • ミュンヘン分離派展
  • 『シャ・ノワール巡業』
  • 『巷にて』
  • 『猫たち』

代表作が次々生まれ、アール・ヌーヴォーの代表作家として評価され、日本にもスタンランの名が伝わる。

Ⅳ 円熟と社会への眼差し(1901–1913)

社会派芸術家として

「芸術から社会へ」

  • フランスの市民権を獲得
  • 彫刻の制作を始める
  • 政治雑誌へ寄稿
  • 労働者や庶民を描く
  • 多くの版画・挿絵制作
  • 展覧会開催

Ⅴ 晩年(1914–1923)

戦争、そして最後の創作

「それでも描き続けた芸術家」

  • 第一次世界大戦
  • 戦争版画
  • 前線取材
  • 戦後は再び創作
  • 健康悪化
  • 1923年死去

死後、「スタンラン友の会」が設立、モンマルトルに「スタンランの噴水」が設置されるなどモンマルトルを代表する画家として評価される。

スタンランは生涯を通じて、猫だけでなく、庶民や労働者、芸術家、そして時代そのものを描き続けました。今日では、ベル・エポックを代表する芸術家の一人として高く評価されています。

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