パリでロートレックを見る!その1(過去記事2014年)

フランスでは、エールフランスがストをするなどいろいろありましたが、無事帰ってきました。

ロートレックの作品をじかに見たいと思っても、実はパリでもなかなかロートレックの本物を見ることはできません。
油絵ならば、オルセーに常設でありますが、ポスターとなると常設展示してあるところはほとんどありません。
ルーブルにある広告美術館や国立図書館がいろいろもってはいますが、常設はしていません。

なので、今回は、ロートレックのポスターが見れ、またパリを感じられるおすすめ散歩コースを紹介したいと思います!!

とりあえずコースの概要 距離にして約三キロ 徒歩でだいたい45分。



自分で地図を切って貼って、線引いてみました。全体図からいうとパリの真上18区と9区です。

1:サクレクール寺院~2:モンマルトル美術館~3:シャノワール跡地~4:ディボンジャポネ跡地~
5:移転後のシャノワール跡地~6:ムーラン・ルージュ

それではモンマルトルの散歩に出発です!!

「モンメルトへ!」(モンメルトはモンマルトルの俗称 アリスティッド・ブリュアンの歌)

もしくは

「モンジョワ・モンマルトル!」(キャバレー・シャ・ノワールの標語)

まずは地下鉄2番線ANVERSでおります。

地上に出ると、目の前にお土産屋がたくさんあり、サクレクール寺院にむかってく道のほぼ真ん前にでます。

もちろんこの道を通り、進んでいくと


じゃーん、サクレクールにつきます。

このあとはけっこう急な階段がありますが、眺めが格別です。

ただし入り口には


ここはミサンガ売りがたくさんいますので注意!なかなか押しが強いです。。
上に登ると、最近は減りましたが、署名をもとめてくるいかにも怪しい女の子集団とかいます。


さあ、ここを登ります!がんばりましょう!!

ここも昔はウィレット広場と呼ばれ、画家のアドルフ・ウィレットの名がつけられていました。

ついたー! 頂上からの眺めです!


サクレクール寺院の中などを見学し、
向かって左の道を進んでいきます。


そのまま道なりに進んでいくと、


お土産やさんや、似顔絵を描く人がたくさんいます。

この道は突き当りますので、右に行くと


モンマルトル美術館の案内がでますので、モン・スニ通りに向かいます。

ついた~


この看板は、アリスティッドブリュアンですね。
さあ中に入ります、チケットは5ユーロで、パリのミュージアムパスであるカルトミュゼは使えません。

ここはカタログがないので、中に展示されていた代表的なものを、次の記事で羅列します。

※追記

2016年に待望のモンマルトル美術館のカタログが販売されました

さあ、中に入ってみましょう。

(2023年追記:現在は入口は建物の下、ここは出口になっています。)

(2023年追記:9月にいったら無くなっていました)
お庭にはムーラン・ルージュが!?
ここから先は美術館内なので、写真は控えますが、展示してある作品を紹介します。

ロートレック

*ムーラン・ルージュ ラ・グリュ *キャバレーのアリスティッド・ブリュアン *ミルリトンのブリュアン

スタンラン

*ル・シャノワール *ヴァンジャンヌ産純正滅菌牛乳

シェレ

バル・オ・ムーランルージュ

など有名なポスターばかり。

また、1階にはエッフェル塔三十六景などで有名なフランスの浮世絵師アンリ・リヴィエールの影絵が展示されています。
この影絵は、Pieces d’ombresといいキャバレー ル・シャノワールの3階で影絵劇として使用された物です。

影絵劇とは、人形などに光を当てスクリーンに影を写し、それに合わせ語りや歌、ピアノを組み合わせた出し物でシャノワールの名物となりました。

建物の中を見た後は、ぜひお庭を見てください。裏手に行くと、ブドウ畑(ここでモンマルトル産のワインができるらしい)
と有名なカフェコンセール、ラパン・アジルもみえます。

モンマルトル美術館を見た後は、来た道を少しもどり、地図のように進んでいくと、

地図2と3の間


テルトル広場に出ます。ここには絵似顔を書く人がたくさんいて、また書いてもらっている人もたくさんいます。
値段は50~60ユーロみたいです。(2014年当時)

今回は行きませんが、近くにはダリ美術館もあります。

あとものすごくお土産屋も多いので、パリのお土産もきっとみつかると思います。

たとえば


ジャンヌ・アブリの置物とか!?

>美術画廊「リボリアンティークス」

美術画廊「リボリアンティークス」

19世紀の絵画・版画・リトグラフなどアール・ヌーヴォーやアールデコの作品を多数扱っております、JR田町・都営三田駅徒歩4分、札ノ辻交差点角

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