黒人ダンサー「ショコラ」
1896年3月28日号のリール誌に掲載されたトゥールーズ・ロートレックが描いた「バーで踊るショコラ」
絵の下には
CHOCOLAT DANSANT DANS UN BAR(バーで踊るショコラ)
Sois bonne o ma chere inconnue!
Dessin de H. de Toulouse-Lautrec
このロートレックの描いたショコラの様子は後にジーン・ケリー主演の映画「パリのアメリカ人」にてジーン・ケリーも同じ格好をして踊っています。
ショコラとは19世紀末から20世紀初頭に活躍した黒人芸人で、「ヌーヴォー・シルク」というサーカスで「フッティとショコラ」(Foottit et Chocolat)としても活躍しました。
フェリックス・ポタンのチョコレートの広告
作者はジョエ・ブリッジ、描かれたのは1922年ごろです。
ショコラは1888年のヌーヴォー・シルク公演「ショコラの結婚」(La Noce de Chocolat)で有名になります。
その時の主演ポスターがこちら
またさらに詳しく知りたい方は、2017年の映画「ショコラ~君がいて、僕がいる~」もおすすめです。